デザイナーが「文章を書くこと」とは?

デザイナーが「文章を書くこと」とは?

元々文章を書くことは嫌いではないのですが、数年前までは必要に迫られなければ、文章を書くという機会を意識的に増やすことはありませんでした。しかし、ここ数年はその機会を増やすようにしていて、そういえば滅多に更新していない自分のブログがあったと思い出したので、手始めにその「書くということ」について書いてみたいと思います。

「考えている」にもレベルがある

まずここ数年で、なぜ文章を書くことが重要だと思ったのか?という話ですが、一番の理由は「人にスラスラ説明するためには、頭の中で考えていてもまとまっていないことがあるから」だと考えています。私の職業はデザイナーですので、デザインのアイデアなんかを頭の中でもやもやと練っていても、いざ人に「それってどんな表現?」と聞かれてスムーズに言葉にできないのは致命的な欠点と言えます。

「考えている」という言葉にもレベルがあり、伝えたいことがまとまっていなくて考え中の状態でも「考えている」と言えますし、第三者に分かりやすくスムーズな言葉で伝えることができるレベルでも「考えている」の範囲に入ります。人に何かを伝える時に必要なのは、もちろん後者の考えの深さです。

人によっては、特に文章に書き出すようなことをしなくてもスラスラと説明できる人もいるでしょう。しかし「説明してください」と言われてスムーズに論じることができない人もいます。それは、「考える」というレベルの深さに違いがあると私は考えています。

文章を書くことで自分を客観視できる

一番の理由はそんなところなのですが、文章を書くことにはその他にも「自分の思いを改めて客観的に見ることができる」というメリットもあります。一旦文章にまとめることで、脳から外部メモリに保存できます。忘れたころにでもその文章を見直せば、その時の自分自身を考えを客観的に見つめることができます。こうして自分自身を客観視する手法としても、文章書くことは良いことだと思います。

所属しているbaigieでは、毎日の終わりに日報という形で自分の想いを文章にまとめているのですが、元々文章を書くことが嫌いではない自分にとっては、自分の考えをアウトプットする上での良い鍛錬になっていると感じています。ちなみに書き始めた3年ほど前の文章を見返してみると、事務的な作業報告のような文章でした。しかし書き続けることで、自然と自分の考えをまとめて整理する機会に使う方向にシフトしていったようです。

考えを人に説明できるレベルまでまとめれば、人に対して自信をもって主張することができます。どんな職業でも、自分の考えをきちんと主張するということは大切なことです。その主張の土台作りのためにも、文章を書くことは非常に有効な鍛錬なのではないかと感じています。

このブログも元々は、文章を書いて考えをまとめて定期的に発信していくことで、自分自身の思考を形作って行くことを目的にしていました。しかし長文を書こう、と意識するあまりに更新頻度が減ってハードルが高くなり、結果的にあまり活用できていませんでした。もっともっと自分の思考を形作っていくために、文章にまとめる機会として活用したいと思います。

ちなみに私のbaigieでの日報はこんな感じです。


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